40人の女性に聞いた 「ネット通販利用状況」調査レポート Part.1
365日の販促研究所では、20代から50代までの既婚・未婚女性モニター(合計40名)を対象として、定期的にアンケートとグループインタビューを実施しています。2015年12月には『ネット通販』をテーマとしたリサーチを行いました。本レポートは、その結果をまとめたものです。
■もはやネット通販は当たり前
ネット通販を使ったことがありますか? この質問に対しては、解答者全員が「ある」と答えました。アンケート回答者の9割が働く女性であることを考慮すれば、買い物の利便性を高めるネット通販を使うのは、今や常識と言えそうです。よく使うネット通販については、Amazonと楽天が圧倒的な人気を集めています。
Amazon、楽天ともに品揃えの豊富さに関して、他のネット通販とはレベルが異なります。さらにAmazon・プライム会員なら、早いもので当日に配達可能、しかも送料がかかりません。さらにプライム会員には、ビデオやミュージックも無料で利用できるなどのメリットがあります。
国土の広いアメリカは、買い物に行くのにも車を使う必要があり通販が普及しやすいと言われていました。一方で、日本は近くに店があるので、アメリカほど通販が広まらないと。ところが、高齢者の買い物難民化、働く女性の増加を受けて、日本でも通販利用者が増えています。こうした状況を背景に、今REITではメガ物流センター(1フロア・1万坪クラス)に対する外資系ファンドの投資が、盛んに行われています。
アンケート結果では、セブン-イレブンのネットサービス『オムニ7』の利用者は、現時点ではいませんでした。けれども、その理由は、オムニ7サービスを知らないこと、セブン-イレブンの店頭で商品を受け取れるサービスであることを知らないことなどが理由です。このメリットを説明すると、全員が使ってみたいと答えました。
パート2に続く