販売促進のネタ帳

365日の販促研究所の別館ブログです。販売促進のネタになりそうなことをアップしていきます。大手スーパーのチラシ企画について毎週土曜にアップしていきます。

日本でも定着するか?ブラックフライデー

Black Friday in Macy's

1.ブラックフライデーとは

ブラックフライデーはアメリカ合衆国で感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日。正式の休暇日ではないが休暇になることが多く、伝統的に一年で買い物が最も行われるクリスマス商戦(ホリデーシーズン)の開始の日。また、ブラックフライデー当日は感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セール日でもある。
1961年ごろからフィラデルフィアで始まり、当日買い物客で道路が混むので「真っ暗な金曜日」と警察が名付けた。後に、フィラデルフィアの新聞が、小売業者が儲かり黒字になるという解釈を発表してからは「ブラックフライデー」は良い意味で使われるようになった。またネットショッピングの普及によりオンラインの店舗では、感謝祭の休暇明けの月曜日に売上が急増することから、この日はサイバーマンデーと呼ばれている。

と当初から黒字になるという意味で使われていたのではなくセールによる渋滞で警察が忙しくなることからついたブラックをポジティブな意味に転換したものである

ブラック企業やブラックマンデーと同じ使用法だったよう

 

2.イオンのブラックフライデーセール

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11/3~12/25「イオンのハローニュークリスマス2016」 キャンペーンの一環としてブラックフライデーセールとサイバーウィークを実施。

 

イオンリテール ニュースリリースより
今年は米国では一年で最も大きなセールといわれる、「ブラックフライデー」を11月25日(金)~11月27日(日)まで、「イオンのブラックフライデーセール」として3日間、クリスマスギフトにぴったりなアイテムをはじめ、さまざまなお値打ち商品をご用意します。
また、11月25日(金)~11月30日(水)まで、イオンのネットショップ「イオンドットコム」では、「イオンのサイバーウィーク」として、ネット限定お値打ち品をご用意し、お客さまにご提供します。

イオンが日本に初めて導入したというわけではなく、過去にトイザラスやGAP、貝印などの企業でもブラックフライデーと銘打ったセールスプロモーションは実施されている。

イオン、日本版ブラックフライデー 2万店で
米の最大商戦を「輸入」

2016/10/24 19:43
 
 

 イオンは24日、米国で最大の商戦とされる「ブラックフライデー」の名前を冠したセールを初めて開催すると発表した。11月25日の金曜日から3日間、全国の総合スーパー(GMS)やショッピングセンター(SC)内の店舗など2万店強で、通常より価格を下げる目玉商品を数多く販売する。景気の先行き懸念が強まる中、大規模セールで消費の喚起を狙う。

 

イオンは消費喚起を狙う
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イオンは消費喚起を狙う

 セールでの詳しい対象品目数や割引率は決まっていないが、プレゼント需要を見込んだ家庭用ゲーム機や、家電製品などが対象になると見込まれる。半額程度になる商品もあるもよう。またインターネット通販でも、11月25日から30日まで一斉セールを開催する。

 ブラックフライデーは米国で定着している年末商戦。昨年、韓国が政府主導で同様の一斉セールを取り入れた。日本でも政府や経団連が導入を検討してきた経緯があり、経済産業省と経団連などは来年2月末から、月末の金曜日に消費喚起運動「プレミアムフライデー」を始める。

 

 3.2016年のブラックフライデー

2016年のブラックフライデーは11月25日の金曜日で

年末にむけて流通各社がキャンペーンを仕掛けてくる。

日本でもブラックフライデーが定着するか?

イオンに追随する企業が出てくるのか?

第2のハロウィンとなるか注目されている。

 

バーゲンとブラックフライデーの関連についての考察

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