40人の女性に聞いた 「ネット通販利用状況」調査レポート Part.3
365日の販促研究所では、20代から50代までの既婚・未婚女性モニター(合計40名)を対象として、定期的にアンケートとグループインタビューを実施しています。2015年12月には『ネット通販』をテーマとしたリサーチを行いました。本レポートは、その結果をまとめたものです。
パート2からの続き
■回答が分かれた食品
食品の購買については、答えが割れました。買う人が、買わない人を若干上回っています。買うと答えた人も、加工品などが多く、生鮮食品の購買者は少数派でした。ただし、中には1週間分などのまとめ買いをする場合は、肉や魚なども買うと答えた人もいます。食品に関しては、楽天が強く、その理由は「楽天のランキング上位のショップなら、安心して買えるから」とのこと。
逆にネット通販で食品を買わない理由は「不安感がある」「食品は目の前にあるものを買いたい」など。食べるものに対しては「安心感」がキーワードになるようです。ネットスーパーに対する回答も同様で、食材については近くの店で、実物を見て選んで買いたいとの答えが多数派でした。
■ネットで食品を買わない理由
- 実際の物を見て選びたいから
- 安全かな、と不安だから。
- 特に興味のあるものが無いため。
- 欲しいと思う商品が無いので。
- ひとりぐらしで尚且自炊をしないため、大きい、重たい食品を買う頻度が少ないため。
- 日持ちのする調味料などはともかくとして、生ものは、受け取れなかったら困るので、買えない
- 目の前のものを買いたいから。
- 受け取りができない場合、賞味期限が気になる
- 今のところ必要性がないため
- 特になし
- 基本はほとんど買わないです。 近くにスーパーがいくつかあるため
- 試してみたいお取り寄せはあるが今は必要がないから。生鮮品は実物を見て選びたい。紅茶などの乾物なら構わないと思う。
- 見て選びたいから
- 鮮度がわからないから。怖いから。
■課題は「受け取り」
現状のネット通販についての不満は、受け取りでした。働いている女性ということは、昼間は不在です。解答者の多くがアパートやマンション住まいで、宅配ボックスが備わっていないケースが多数派。配達時間を指定しても、仕事の都合で予定通りに帰れないこともあるため、再配達となります。
そこでオムニ7なら、セブン-イレブン店頭で受け取れることを説明すると「それなら使ってみたい」との答えが返ってきました。平日の受け取り方法を改善すれば、ネット通販の利便性はより高まるようです。